占い魔女★メガレシア淳の魔女占いブログ

占いをする魔女のブログです。

子供の頃の話

 昔から、私には他人に見えないものが見えていました。それはチューリップに水をやる小さな天使だったり、洞穴からうっすらと現れる狼だったり。

 

 大人になれば見えなくなると言われましたが、私は今でもそういったものが見え続けています。灰色のジャージを着たおじさんとか(これはあまり夢がないですね)でも、見えてしまう自分がへんてこで、おかしくって、なるべく見ないようにしていました。

 

 その考えが変わったのが、仕事と人間関係がうまくいかなくて心を病んでしまい、最初の事務員業務を辞めて、今の魔女のお師匠様に会ってからです。

 

 お師匠様から、見えるのもあるがままでいい、無理に見ないようにするともっと心を病むよ、と言われました。

 

 私はお師匠様から教えてもらって、見えるものを更に見えるように訓練しました。

 

 そんなある日、訓練中に今まで灰色だった世界が、蓮の花が開くようにぽっ、と鮮やかに輝き始めました。

 

 それから、お師匠様にはジャンルは何でもいいからと占いを勧められました。

 

 私は、昔、高校生くらいの時にやっていたタロットのデッキを思い出して、実家の自分の部屋から、その時の解説本とデッキを持って帰りました。

 

 最初は友達を占っていたのですが、そのうち、友達の友達が占って欲しいとやってきて、その後は、ネットを通じて占って欲しいと言われるようになりました。

 

 何度かの転職を経て、その間に私はいつの間にか、仕事が終わってからの深夜と、目覚めた時の朝にする占いのご依頼だけで生活できるようになってきました。

 

 思い切って半年の引き継ぎ期間を経て、ようやく昨月事務員を辞めて、専業の占い師になることに決めました。

 

 私の使命は、ご依頼という縁で繋がった方に本当のことばを届けること。

 

 そう思うと、今が楽しみでなりません。

 

 ここでは、そんな日々の占い師のこぼれ話などをお届けしたいと思います。